スキルとは、各チームのダンサーの一人一人の技や動きのリズム感、基礎力、それらの難易度・完成度を指す。 ダンスの最も重要な要素であるリズム感、そして各ジャンルにおいて多数存在する基礎となるあらゆる伝統的な動きなどをどの難易度と完成度で音楽に調和させて駆使できているかを総合的に判断、評価する。
クリエイションとは、各チーム各ダンサー独自の技や一つ一つの動き、または作品 としての革新性、独創性の事を指す。 ダンスの世界における伝統的なムーヴやステップに対しての新たな見せ方や音楽のアプローチの仕方、演出方法等、様々な視点においての斬新さを評価する。
コレオグラフとは、チームごとに用意した楽曲に対する振付、構成、演出の事を指す。 楽曲を最大限に活かした振付、人数を駆使したシンクロ度やフォーメーション、チーム独自の世界観の創出、主にそれらの観点から振付力の優劣をつける。 また前述した要素が必須ではなく、あくまでそれらを駆使し総合的にそのショーの質そのものを高めた振付を出来たかを評価する。
エナジーとは、ダンス作品として訴えるパワーの事を指す。 その作品を通じて生き生きとした様子がどれだけ伝わるか、手拍子を叩きたくなるようなリズム感、人間離れしたエネルギッシュな身体性、はたまた内に秘めたパワー等、様々なエナジー力を評価する。
クリエイションとは、パフォーマンス芸術としての新しさを指し、作品の中に革新性、独創性があるかを評価する。 但し 単に奇抜な発想や方法を指すものではなく音楽の使い方、演出方法、ダンススタイル自体の見え方等、様々な視点においての斬新さを評価する。
表現力とは、音楽やその作品の持つ喜び、嬉しさ、悲しみなどの色々な感情やあらゆる考えや思い、ストーリー等をダンスとして表現する事を指す。 前述したような感情やストーリー等をより効果的、印象的に表現する事ができていたか、伝えられていたか、その鮮明さを評価する。
スタイルとは、ショーを演出する様々な要素を駆使し総合的に観るものを楽しませる力量を指す。 ショーの世界観を描写した衣装選び、小道具の使い方の巧みさ、また “カッコイイ” や “カワイイ” “美しい” など形容できる世界観が創出されているかを評価する。
完成度とは、一つのショー全てを通して見た時の飽きさせない力量を指す。一作品トータルの流れとして改良の手を加える余地の少なさなどの完成度で評価する。